コラム:団地の木と草とキノコ3(完)珍菌「ベニセンコウタケ」2018.12.17 23:07―珍菌&菌類のまとめ―投稿YZキノコの最終回ですので、菌類の生き方と進化について植物との関係を中心に整理しておきたいと思います。12~8億年前に誕生した「菌類は」4億8千年前に植物との共生関係を築いて上陸しました。そうして植物との相利共生により菌根菌は「植物を育て森をつくる」役割...
コラム:団地の木と草とキノコ2 「オオシロカラカサタケ」2018.12.16 12:57―キノコは森の掃除屋さん 分解菌(腐生菌)―投稿 YZ「オオシロカラカサタケ」の紹介です。一昨年(2016年)9月19日、8号棟の三野夫人が団地内の中央公園の草叢(芝生)で見つけた大きなキノコです。*写真「オオシロカラカサタケ」写真提供 大久保 彦氏撮影(埼玉県菌類レッドデー...
コラム:団地の木と草とキノコ 1 巨大な「テングタケ」2018.12.06 01:59―キノコは森をつくる(外生菌根菌)―投稿YZ 今回から、団地で見られるキノコの世界です。キノコは食卓に欠かせない食料品です。国民一人当たりの年間消費は約3.6kgです。「野生の好きな食用キノコ」と云えば多くの方が、「マツタケ」、「ホンシメジ」、「シイタケ」、「マイタケ」...
コラム:今羽町団地の木本「柿の紅葉」について2018.11.27 06:27―自然が創造する芸術―追加投稿:YZ団地の柿の葉っぱが真っ赤に紅葉し、落葉が始まった。一枚一枚の柿の葉の紅葉の「赤色」は実に綺麗で同じ葉は一枚もない。それが集まり見事な自然芸術を創造し、散っていく。サトウハチロウの童謡「小さい秋見つけた」は「ハゼノキの紅葉」をヒントに作詞されたそ...
コラム:団地の木と草とキノコ 木本4 (完)珍しい「イチョウ」の話2018.11.20 05:11―おまけ編「裸子植物;イチョウ」―投稿YZ「おまけ」として珍しい「オハツキイチョウ(銀杏)」を見つけましたので裸子植物の紹介と併せ採り上げます。団地にお住いの方で、「イチョウ」を知らない人や「ギンナン」を食べたことの無い人は皆無だと思います。中国で見つかったイチョウが鎌倉時代に日...
コラム:団地の木と草とキノコ 木本3 マテバシイ2018.11.15 01:46―ドングリの世界―投稿YZ 団地で栽植が一番多いのは「マテバシイ」です。108本栽植されています。植栽してから45年弱経ちました。植栽時の樹齢を加味すれば樹齢は50年を越えていると思います。本来15m以上の樹高になる樹木ですが、毎年剪定しており、ドングリを...
コラム:団地の木と草とキノコ 木本2「ニッケイ(ニッキー)」2018.11.07 23:22―植物の芳香と役割―投稿:YZ『ニッケイ(肉桂)』とか『ニッキ』と聞くと、子供の頃飲んだ「ニッキ水」、しゃぶった「ニッケイの根や桂皮」やニッキ飴の「刺激的な芳香や喉や舌の痺れるヒリヒリ感」が懐かしい記憶とし蘇る方が多いかと思います。昭和30年代の懐かしいレトロ感を呼び起こす植物が...
コラム:団地の木と草とキノコ 木本1 珍木「ウケザキオオヤマレンゲ」2018.10.29 14:20投稿;YZ 近年、モクレンの園芸交配種「マグノリア」のブームがありました。黄色いマグノリアが特に人気となりました。マグノリアの香水(タイサンボクの芳香の精油)も発売され、トムクルーズ主演の映画「マグノリア」や楽曲も出ました。モクレン科モクレン属の学名「Magnolia...
コラム:団地の木や草やキノコ 草花3 団地から消えた『アカザ』2018.10.10 10:00投稿:YZ『アカザ』と聞くと「杖」が頭に浮かぶ。杖は木や竹に限定されません。草の杖が最高と云われます。中国での仙人はアカザの杖が必需です。「アカザ(藜」の杖=仙人の杖」といわれています。七福神の仙人の一人「寿老人」も持っています。杖は「長寿の表徴」とされているのです。水戸黄門もテ...
コラム:団地の木や草やキノコ 草花2 『ハナドクダミ(ヤエドクダミ)』2018.09.16 12:07投稿 YZ 『ドクダミ』を知らない人は多分いないでしょう。「毒を矯める・止める」または「毒や傷みに効能がある」という意味の「毒痛み」が由来とされています。あの強烈な臭いを嗅いだことがあると思いますが『ドクダミ』は、生葉では鼻詰りの解消や殺菌効果があり、乾燥した葉を煎じ...
コラム:団地の木や草やキノコ 草花1 団地の春『シラン』いう蘭2018.09.04 11:51投稿:YZ 4月の終わりから5月、6月の初めにかけて、笹状の葉の茎先に鮮やかな紫の美しい花をつける『シラン』。この時期に咲く花の多くが、白~黄色の花が多い中、高貴で鮮やかな紫色の花は特に目を引きます。今は9月、果実(蒴果と云う)の時期。超細かな種子を風に乗せ弾き飛ばそう...
コラム:団地の木や草やキノコ2018.08.27 13:04投稿:イニシャル:Y・Z今も酷暑は続くも、今年の梅雨明け後の猛暑は異常だった。埼玉県の熊谷市は全国で最も暑い都市と定評があるが、昨年、高知に抜かれ2位となっていたが、7月23日に最高気温41.1℃を記録し、全国1位の座に返り咲いた。さいたま市も同日、観測史上最高温度39.3℃を記...