コラム:夢の中のガガ

平成23年12月19日

夢の中で私はレディガガと対談していた

「**君!もっと個性的に、輝いて生なさい」

ガガの言葉

預言者の様な声で、言葉は頭の上に響いた

25歳、化粧の無い素顔のガガは

普通のかわゆい女の子だった

司会者が**さん、自己紹介をして下さい、と

普通の声で言った

小説を書いたり、詩を作ったりしています、と

平凡な声で抑揚も無く答えた

そうだ、私はいつも自分の表現に不満を感じていた

表したい内容にいつもぴったりと来ていない

少しずれた仮面のように被さっている

また、表現したい中身も、中途半端だ

どちらもすかすかだ

一瞬、ガガが消えた

後ろの気配に振り向くと

乳首が透けて見える衣裳に包まれたガガ

腕をまっすぐにのばした袖が下に垂れ

長方形に延びている

銀色にも純白にも見えるうすいシルク

指先から深い赤の帯が垂れ

左上の角にガガの横顔が乗っていた

ふと、正面を向いた

顔の半分深紅の化粧に覆われていた

**君! 君はもっと個性的に

おもいきりかがやいて生きなさい、

レディガガは歌うようにして姿を消した






大宮 今羽町団地 OK会

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