考えごとをするたのしみ
おもいを遊ばせていると
あこがれの世界へ導いてくれる
それは希望、ではない
目標でもない
いったいなんだろう
あこがれは、いのちを浮揚させてくれるちからを
持っているようだ
生きる活力を振りかけてくれる
母は、わたしを生んだときに
その子供が堕落しないように
あこがれの種子を植え付けてくれた
どんなにくるしくてもあこがれを失くさないように
あこがれはひとを引き上げる浮揚力だ
そのおかげで堕落しない
美しい未知のせかい
つよいあこがれを抱きつづければ
わたしは亡びない
令和元年9月19日 町田 辰夫
0コメント